③サブネットマスクとプレフィックス長の2つを覚える

今回は、サブネットマスクとプレフィックス長についてお話しします。

CCNAの教科書やネットワークの勉強をしていると、192.168.0.1/24の「/24」の表記を見たりします。255.255.255.0という表記も見たりします。これらは一体、どんな意味を持つのでしょう。

試験に合格する際には、もちろん必ず覚える必要があります。また、ネットワークエンジニアの仕事をしていると確実にマスターしなきゃならない項目なのでこれを機会に覚えちゃいましょう!

サブネットマスクって?

まずサブネットマスクとは、どこまでがネットワークアドレスなのかわかるようにするものです。

具体的には、先頭から何ビット目までがネットワークアドレスであるか、がわかるようにする32ビットの数値です。

サブネットマスクが255.255.255.0だったら24ビット目までがネットワークアドレス(ネットワーク部)です。
2進数にすると、11111111.11111111.11111111.00000000です。1が24個で24ビットです。

このサブネットマスクがないと、ネットワークアドレスが何なのかさっぱりわかりません。例えば10.0.0.0というネットワークアドレスがあった場合、サブネットマスクが255.0.0.0だと先頭から8ビットまでなので「ネットワークアドレスは10.0.0.0」になり、利用出来るホストアドレスは「10.0.0.1〜10.255.255.254」まで使えます。(.255はブロードキャストアドレスなので利用できない)

サブネットマスクが255.255.255.0の場合は、先頭から24ビットまでなので「ネットワークアドレスは10.0.0.0」。見た目はさっきと同じですが、先頭からのビット数が異なるので、ホストアドレスは「10.0.0.1〜10.0.0.254」までとなります。

ナチュラルマスク

IPv4アドレスは、クラスA、B、Cによってネットワーク部とホスト部のビットが異なります。

サブネット化していない場合、各クラスのネットワーク部とホスト部のビットは、以下の通りです。

  • クラスAは、ネットワーク部が8ビット、ホスト部が24ビット
  • クラスBは、ネットワーク部が16ビット、ホスト部が16ビット
  • クラスCは、ネットワーク部が24ビット、ホスト部が8ビット

では、サブネットマスクはというと、

  • クラスAは、ネットワーク部が8ビット→255.0.0.0
  • クラスBは、ネットワーク部が16ビット→255.255.0.0
  • クラスCは、ネットワーク部が24ビット→255.255.255.0

となります。このサブネット化していないサブネットマスクをナチュラルマスクと言います。

クラスフルアドレスとクラスレスアドレス

クラスフルアドレスは、前述したナチュラルマスクにあるような、クラスAはネットワーク部が8ビットとお決まりのものです。

クラスレスアドレスは、その概念をなくしたもの。10.0.0.0といえば、クラスAですが、サブネットマスクが255.255.255.0だと24ビットまでがネットワークアドレス(サブネット)となります。クラスCと同じになりますよね。ちなみにですが、実際の現場ではほぼ100%クラスレスアドレスです。それだけネットワークを分割して利用するからです。ネットワークを分割した時点でクラスレスアドレスと思ってください。

プレフィックス長

これも先頭何ビットまでがネットワークアドレスなのかわかるようにしたもので、サブネットマスクと全く同じ概念です。

ただし、書き方が違います。

プレフィックス長は、先頭24ビットがネットワークアドレスの場合、/24です。

サブネットマスクだと255.255.255.0ですね。

どちらが簡易で分かりやすいかというとプレフィックス長です。サブネットマスクだと255.255.128.0と書いてあっても瞬時に「先頭何ビットだ??」ってわかりにくいですよね。計算しないといけないし。でもプレフィックス長だったら、/17ってなっていたら、「先頭17ビット目までがネットワークアドレスなのねん」って即座にわかりますよね。

ネットワークエンジニアの現場ではほとんどこちらのプレフィック長を用います。言葉で伝えるとき、資料で表すとき。あと実際の装置でも最近のものはプレフィック長で設定するものが多い気がします。

サブネットマスク早見表※CCNA受ける人は覚えたほうが良い。

サブネットマスクを算出を早くできる方法をお伝えします。

サブネットマスクを2進数にしてから10進数にすると少し時間がかかります。それよりもサブネットマスクの値の計算だったら、けた数によって、サブネットマスクの値を覚えてしまった方が断然早いです。

表の見方は、けた数1が128です。これは、1けた目が1で、”10000000″ということです。けた数2だったら192、”11000000″です。

この表は絶対に覚えてくださいね!1けた目の128を思い出せれば、あとはその値を半分にしていくだけ。

128 だから 2けた目は64を足して192、3けた目は64の半分の32を足して224..といった具合です。

【サブネットマスク早見表】

  • 10000000:128
  • 11000000:192
  • 11100000:224
  • 11110000:240
  • 11111000:248
  • 11111100:252
  • 11111110:254
  • 11111111:255

上の表を使って少し練習してみましょう。

/26のサブネットマスクは?

①まず最初にそのプレフィックス長が第1〜第4オクテットのどの範囲か

今回は、/26なので、第4オクテットの範囲です。

  • 第1オクテット:〜/8
  • 第2オクテット:〜/16
  • 第3オクテット:〜/24
  • 第4オクテット:〜/32

 ②プレフィック長 から マイナスをする

第4オクテットなので、-24をします。26-24 = 2となります。

  • 第1オクテット:〜/8
  • 第2オクテット:〜/16← -8 をする
  • 第3オクテット:〜/24← -16 をする
  • 第4オクテット:〜/32 ← -24 をする

③サブネット早見表を見る。

2けた目は、192なので サブネットマスクは255.255.255.192です。

③サブネットマスクとプレフィックス長の2つを覚える への1件のコメント

  1. ピンバック : IPv4アドレスを覚えるまでの道のり – ランスルネット

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