ネットワークの基礎を覚える ②ネットワークトポロジCCNA ICND1対策

今回はネットワークトポロジを書いていきます。

トポロジは、簡単にいうと接続形態です。図形でいったら三角形、四角形、ひし形みたいに種類がある通り、ネットワークにもつなげ方に種類があります。

このネットワークトポロジは、「これはどういう接続形態か」みたいな問題が出ます。

あなたがイメージできるように図に書いて説明していきます。

バス型

バス型とは、1本のバスと呼ばれる同軸ケーブルにノードがつながっています。

ターミネータは、電気信号が反射してノイズを防ぎます。

もうこの接続形態はネットワークでは利用されていません。同軸ケーブルを使ったネットワークがもうないためです。同軸ケーブルは、テレビで利用されているものです。家にテレビのある方は、同軸ケーブルを使っています。

スター型

スター型は、1つの集約装置を中心につながっているネットワークです。別名、ハブアンドスポークといます。

ハブアンドスポークは、飛行機でも行ったりしますよね。直行便しかないと、飛行機の便の数をたくさん増やさなければならないが、中央のハブを集中させれば飛行機の便の数を減らせらる。このスター側も同じことです。

リング型

トークンリングやFDDIで利用されるネットワークの接続形態です。

トークンリングでは、トークンと呼ばれる信号がリングを周っています。通信するときは、トークンに付与されて送信します。自分宛の場合は、トークンからデータを受け取ります。

なかなかイメージしづらいですね。このリング型は「トークンを使って通信している」程度に覚えておけばOKです。

メッシュ型

 

メッシュとは、網目のことです。種類は、フルメッシュとパーシャルメッシュの2種類あります。

フルメッシュ

フルメッシュ型は、全ての装置につながっています。

具体的には、全てのノードに接続する構成です。下の図は、4台のルータがいます。1台のルータは3台のルータとリンクがあります。つまり全部のルータと接続されている、ということです。こうすれば、どこのリンクが切れたとしても別のリンクがあるのでネットワークの耐久性が高いと言えます。

パーシャルメッシュ

パーシャルメッシュは部分的につながっているということです。
パーシャルとは英語で部分という意味です。全部つなぐのではなく、重要な箇所だけ繋ぐことを示します。

フルメッシュのように全てのリンクをつなげるよりも、コストを安くしたい場合に利用します。これでもリンクは2つあるので耐久性は1つよりも高いと言えます。

話はそれますが、小林製薬の部分入れ歯の商品名は、「パーシャルデント」です。パーシャルという意味を思い出せなかったら、この部分入れ歯を記憶にとどめておくといいかもしれません。

まとめ

今回は、ネットワークトポロジについて書きました。それぞれの名前と特徴は試験に合格したい方は覚えましょう。

ネットワークエンジニアの現場を10年以上見てきて、バス型、リング型は残念ながら見たことがありません。

それでも試験に出るために覚えなければならないとは…。いと悲しです。頑張りましょう!

コメントを残す

コメントを投稿するにはログインしてください。